あまちゃん 最終回 国民的ドラマと成り得たワケ
あまちゃん 最終回 国民的ドラマと成り得たワケ
いよいよ最終回! 『あまちゃん』が国民的ドラマと成り得たワケ
連続テレビ小説『あまちゃん』(NHK総合)も、ついに28日(土)に最終回を迎える。
“日本の朝を明るくした!!”とまで言われた同作の終了で、多くのファンから嘆き悲しむ声が寄せられている。
最終回を前に、さまざまな要素が詰め込まれた同作を紐解きつつ、いかにして“国民的ドラマ”へと成長したのかを改めて検証してみよう。
【ランキング表】『あまちゃん』好きな登場人物 TOP10
主演の能年玲奈を筆頭に、強烈な個性を持ち合わせた俳優たちが多数出演、そこに1980年代アイドルなどの小ネタやサブカルネタを満載しつつ、わからない人も気にせず観られる配慮が施された宮藤官九郎の緻密な脚本。
そして、稀代の音楽家・大友良英によるテーマ曲や挿入歌。挙げればキリがない程の魅力が同作には詰まっている。
■『あまちゃん』好きなキャラ1位は!?
ORICON STYLEではこのほど、「『あまちゃん』が好きな理由」についてアンケート調査を実施。
1位には、やはり【登場人物のキャラクター】がランクイン。
2位に【ストーリー/物語のテーマ】、その他にも【登場人物たちの方言/話し方】(6位)や【劇中で出演者が歌う曲/流れる曲】(7位)など、様々な“理由”が上がるなか、【元気がもらえる】(5位)も高かった。
楽しい気持ちのまま、1日のスタートを切る……これこそが、まさに『朝の連続テレビ小説』の意義であり、制作サイドからすれば最大の賛辞と言えるだろう…
■散りばめられた数々の小ネタやオマージュに思わずニヤリ
そして同作を語る上で忘れてはならないのが、宮藤官九郎の脚本に散りばめられた数々の小ネタやオマージュだ。
ほぼ1話に1回と言っていい程の数々の“ネタ”が詰め込まれており、ネットを中心にそのルーツとなる“元ネタ”の検証が白熱している。
例を挙げればキリがないが、アキが加入しているアイドルグループ・GMT47はもちろんあの国民的アイドルグループからだし、古田新太演じるGMT47をプロデュースする業界の大物プロデューサーの外見も、どうみてもあのお方…
■“3.11”を悲劇的に描かず、“笑い”を貫き通した英断
先述の通り、『あまちゃん』が後世に名を残す名作となった要因は多数ある。
だが“歴史的意義”という観点からもその最大の要因は、“3.11”の悲劇を作品の世界観を壊すことなく描いたことだ。
東北地方・三陸海岸にある町が舞台ということで、放送前から東北地方太平洋沖地震をどのように描くのか注目されていた…
逃げることなく、“娯楽”や“笑い”を貫き通した『あまちゃん』こそ、決して忘れることのない“3.11”への最良の鎮魂作といえるだろう。
※記事は一部省略しています。
記事を確認する。 (Yahoo!ニュース より引用)
いよいよ最終回! 『あまちゃん』が国民的ドラマと成り得たワケ
連続テレビ小説『あまちゃん』(NHK総合)も、ついに28日(土)に最終回を迎える。
“日本の朝を明るくした!!”とまで言われた同作の終了で、多くのファンから嘆き悲しむ声が寄せられている。
最終回を前に、さまざまな要素が詰め込まれた同作を紐解きつつ、いかにして“国民的ドラマ”へと成長したのかを改めて検証してみよう。
【ランキング表】『あまちゃん』好きな登場人物 TOP10
主演の能年玲奈を筆頭に、強烈な個性を持ち合わせた俳優たちが多数出演、そこに1980年代アイドルなどの小ネタやサブカルネタを満載しつつ、わからない人も気にせず観られる配慮が施された宮藤官九郎の緻密な脚本。
そして、稀代の音楽家・大友良英によるテーマ曲や挿入歌。挙げればキリがない程の魅力が同作には詰まっている。
■『あまちゃん』好きなキャラ1位は!?
ORICON STYLEではこのほど、「『あまちゃん』が好きな理由」についてアンケート調査を実施。
1位には、やはり【登場人物のキャラクター】がランクイン。
2位に【ストーリー/物語のテーマ】、その他にも【登場人物たちの方言/話し方】(6位)や【劇中で出演者が歌う曲/流れる曲】(7位)など、様々な“理由”が上がるなか、【元気がもらえる】(5位)も高かった。
楽しい気持ちのまま、1日のスタートを切る……これこそが、まさに『朝の連続テレビ小説』の意義であり、制作サイドからすれば最大の賛辞と言えるだろう…
■散りばめられた数々の小ネタやオマージュに思わずニヤリ
そして同作を語る上で忘れてはならないのが、宮藤官九郎の脚本に散りばめられた数々の小ネタやオマージュだ。
ほぼ1話に1回と言っていい程の数々の“ネタ”が詰め込まれており、ネットを中心にそのルーツとなる“元ネタ”の検証が白熱している。
例を挙げればキリがないが、アキが加入しているアイドルグループ・GMT47はもちろんあの国民的アイドルグループからだし、古田新太演じるGMT47をプロデュースする業界の大物プロデューサーの外見も、どうみてもあのお方…
■“3.11”を悲劇的に描かず、“笑い”を貫き通した英断
先述の通り、『あまちゃん』が後世に名を残す名作となった要因は多数ある。
だが“歴史的意義”という観点からもその最大の要因は、“3.11”の悲劇を作品の世界観を壊すことなく描いたことだ。
東北地方・三陸海岸にある町が舞台ということで、放送前から東北地方太平洋沖地震をどのように描くのか注目されていた…
逃げることなく、“娯楽”や“笑い”を貫き通した『あまちゃん』こそ、決して忘れることのない“3.11”への最良の鎮魂作といえるだろう。
※記事は一部省略しています。
記事を確認する。 (Yahoo!ニュース より引用)
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